この比較表について
このページでは、当サイトで調査した給付型奨学金(返済不要)のうち、現在募集がある39件の金額を一覧で比較しています。当サイト掲載の給付型は41件で、そこから募集終了のJT国内大学奨学金と、ドル建て・海外留学限定の重田教育財団の2件を除いた数です。大学独自の制度と民間財団の制度を合わせて、月額・年額の目安と支給期間を整理しました。
※ 掲載金額は調査時点のものです。年度により変更される場合があります。
※ 2026年7月更新: あしなが育英会(2023年度採用から大学等向けは無利子貸与型)に続き、公式サイトの再確認によりトヨタ女性技術者育成基金・関育英奨学会・味の素奨学会の3件が実際は貸与型(実質無利息・無利子)であることが判明したため、本比較表(給付型のみ)から除外しました。また、三井住友信託奨学財団は財団の実在が確認できなかったため掲載を取り下げました。あわせて伊藤謝恩育英財団(月5万→月7万+入学一時金40万円)、日揮・実吉奨学会(年額45万円・1年間)、中村積善会(月5万円)、明光教育研究所(学齢別最大10〜80万円)、佐藤奨学会(大学は月30,500円・採用1名)の金額・条件を公式情報に基づき修正しています。さらに大学独自の3制度についても、明治大学特別給費奨学金(対象は文・理工・情報コミュニケーションの3学部のみ。授業料相当額 約86万〜122万円)、東北大学元気・前向き奨学金(年額36万円を一括支給)、立命館大学西園寺記念奨学金(学期15万円/30万円の定額制・学期ごとに選考)を公式情報に基づき修正しました。同日の再点検で、電通育英会(月8万円+入学一時金30万円・高3予約型)、三菱UFJ信託奨学財団(大学生月7万円・2026年4月改定)、似鳥国際奨学財団(月5万〜8万円・継続審査で修業年限まで更新可)、JEES(月5万円・最長2年間。本体プログラムは主に私費外国人留学生対象)、コカ・コーラ教育・環境財団(支給期間は最短修業年限)の5件も公式情報に基づき修正しています。
※ 掲載金額は調査時点のものです。年度により変更される場合があります。 ※ 金額は代表的な支給額を記載しています。区分や条件により異なる場合があります。
金額比較表
| 制度名 | 提供元 | 種別 | 月額目安 | 年額目安 | 支給期間 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 旭硝子財団 奨学金 | 旭硝子財団 | 民間財団 | 10万〜25万円 | 120万〜300万円 | 課程による | 詳細 |
| 本庄国際奨学財団 大学院奨学金 | 本庄国際奨学財団 | 民間財団 | 18万〜23万円 | 216万〜276万円 | 1〜5年間(区分による) | 詳細 |
| 中谷財団 大学院生奨学金(旧・中谷医工計測技術振興財団) | 中谷財団 | 民間財団 | 12万〜20万円 | 144万〜240万円 | 最長5〜6年間 | 詳細 |
| 山田長満奨学会 給付奨学金 | 山田長満奨学会 | 民間財団 | 12万円 | 144万円 | 1年間 | 詳細 |
| 日鉄鉱業奨学会 給付奨学金 | 日鉄鉱業奨学会 | 民間財団 | 12万円 | 144万円 | 最長2年間 | 詳細 |
| 服部国際奨学財団 給付奨学金 | 服部国際奨学財団 | 民間財団 | 12万円 | 144万円 | 2年間 | 詳細 |
| キーエンス財団 給付型奨学金 | キーエンス財団 | 民間財団 | 12万円 | 144万円(4年間で総額576万円) | 4年間 | 詳細 |
| 日本証券奨学財団 給付奨学金 | 日本証券奨学財団 | 民間財団 | 9万〜11万円 | 108万〜132万円 | 最短修業年限 | 詳細 |
| G-7奨学財団 給付奨学金 | G-7奨学財団 | 民間財団 | 最大10万円 | 最大120万円 | 1年間 | 詳細 |
| マブチ国際育英財団 給付奨学金 | マブチ国際育英財団 | 民間財団 | 10万円 | 120万円 | 1年間(更新可) | 詳細 |
| 帝人久村奨学金 | 帝人奨学会 | 民間財団 | 10万円 | 120万円 | 博士課程修了月まで | 詳細 |
| 竹中育英会 給付奨学金 | 竹中育英会 | 民間財団 | 8万〜10万円 | 96万〜120万円 | 最短修業年限 | 詳細 |
| 電通育英会 大学給付奨学金 | 電通育英会 | 民間財団 | 8万円 | 96万円+入学一時金30万円 | 最長4年間 | 詳細 |
| 吉田育英会 マスター21奨学金 | 吉田育英会 | 民間財団 | 8万円(選択制) | 96万円(月額型選択時) | 2年間 | 詳細 |
| 似鳥国際奨学財団 奨学金 | 似鳥国際奨学財団 | 民間財団 | 5万〜8万円 | 60万〜96万円 | 1年間(継続審査で更新可) | 詳細 |
| 伊藤謝恩育英財団 奨学金 | 伊藤謝恩育英財団 | 民間財団 | 7万円 | 84万円+入学一時金40万円 | 4年間 | 詳細 |
| 三菱UFJ信託奨学財団 奨学金 | 三菱UFJ信託奨学財団 | 民間財団 | 大学生7万円/大学院生9万円 | 84万〜108万円 | 最短修業年限 | 詳細 |
| 明光教育研究所 給付奨学金 | 明光教育研究所 | 民間財団 | — | 学齢別最大10万〜80万円(大学生等80万円) | 1年間(継続審査あり) | 詳細 |
| 戸部眞紀財団 奨学金 | 戸部眞紀財団 | 民間財団 | 6万〜7万円 | 72万〜84万円 | 2年間(審査で最長4年) | 詳細 |
| JASSO給付型奨学金 | JASSO | 国 | 最大75,800円(区分・通学形態により変動) | 最大約91万円(月額75,800円×12。私立・自宅外・第I区分) | 最短修業年限 | 詳細 |
| 川村育英会 給付奨学金 | 川村育英会 | 民間財団 | 3万〜7万円 | 36万〜84万円 | 最短修業年限 | 詳細 |
| 博報堂教育財団 教職育成奨学金 | 博報堂教育財団 | 民間財団 | 5万〜10万円 | 60万〜120万円 | 最短修業年限 | 詳細 |
| 明治大学 特別給費奨学金 | 明治大学 | 大学 | — | 授業料相当額(約86万〜122万円) | 4年間 | 詳細 |
| 早稲田大学 めざせ!都の西北奨学金 | 早稲田大学 | 大学 | — | 45万〜70万円(学部別定額) | 4年間 | 詳細 |
| 慶應義塾大学 学問のすゝめ奨学金 | 慶應義塾大学 | 大学 | — | 60万円(医90万円・薬80万円)+初年度入学金相当20万円 | 最長4年間(医学部・薬学部薬学科は最長6年間) | 詳細 |
| 中村積善会 給費奨学金 | 中村積善会 | 民間財団 | 5万円 | 60万円 | 最短修業年限 | 詳細 |
| 鷹野学術振興財団 給付奨学金 | 鷹野学術振興財団 | 民間財団 | 5万円(年額換算) | 60万円 | 1年間 | 詳細 |
| 大林財団 国内奨学金 | 大林財団 | 民間財団 | 5万円 | 60万円 | 最長4年間 | 詳細 |
| JEES 給付型奨学金(主に私費外国人留学生対象) | JEES | 民間財団 | 5万円 | 60万円 | 最長2年間 | 詳細 |
| 立命館大学 西園寺記念奨学金 | 立命館大学 | 大学 | — | 30万円または60万円(学期15万円/30万円) | 学期ごとに選考 | 詳細 |
| 森下仁丹奨学会 給付奨学金 | 森下仁丹奨学会 | 民間財団 | 4万円 | 48万円 | 最短修業年限 | 詳細 |
| 日揮・実吉奨学会 給与奨学金 | 日揮・実吉奨学会 | 民間財団 | 約3.75万円(年額換算) | 45万円 | 1年間 | 詳細 |
| 岩國育英財団 給付奨学金 | 岩國育英財団 | 民間財団 | 約3.3万円(年額換算) | 40万円 | 最長4年間 | 詳細 |
| アイザワ記念育英財団 奨学金 | アイザワ記念育英財団 | 民間財団 | 3.5万〜5万円 | 42万〜60万円 | 最短修業年限 | 詳細 |
| 佐藤奨学会 給与奨学金 | 佐藤奨学会 | 民間財団 | 30,500円(大学・採用1名) | 約37万円 | 要確認 | 詳細 |
| ダイオーズ記念財団 奨学金 | ダイオーズ記念財団 | 民間財団 | 3万円 | 36万円 | 1年間 | 詳細 |
| 東北大学 元気・前向き奨学金 | 東北大学 | 大学 | 3万円 | 36万円(一括支給) | 1年間 | 詳細 |
| コカ・コーラ教育・環境財団 奨学金 | コカ・コーラ教育・環境財団 | 民間財団 | 2万円 | 24万円 | 最短修業年限 | 詳細 |
| 東京大学 学部学生向け給付型奨学金 | 東京大学 | 大学 | さつき会奨学金は5万円(学部学生奨学金は年額50万円の一括) | 50万〜60万円 | 制度による(学部学生奨学金は1年間) | 詳細 |
比較のポイント
月額が高い制度
学部向けではキーエンス財団(月額12万円・4年間で総額576万円)、山田長満奨学会(月額12万円)、日鉄鉱業奨学会(月額12万円)、服部国際奨学財団(月額12万円)が最高額帯です。大学院向けでは旭硝子財団(博士 月額25万円)、本庄国際奨学財団(月額18万〜23万円・支給期間別の選択制)、中谷財団(博士後期月額20万円)が高額です。公的制度ではJASSO給付型が最大月額75,800円(私立・自宅外・第I区分)です。なお海外の大学・大学院への学位留学向けには**重田教育財団(年額22,000ドル・2年間)**がありますが、ドル建て・海外留学限定のため本表からは除いています。
個人応募できる制度
多くの民間財団は大学推薦が必要ですが、本表の中にも本人から直接応募できる制度があります。代表例はキーエンス財団(大学推薦不要・財団ホームページから直接応募)、本庄国際奨学財団、岩國育英財団です。大学推薦枠がない場合でも応募できるため、選択肢として重要です。個人応募できる制度の全リスト(14件)と、推薦書の要否の濃淡・マブチ国際育英財団を除外した経緯は個人応募できる給付型奨学金を全部調べたにまとめています。
所得制限のない制度
本表の中には、世帯年収による応募制限のない制度もあります。代表例はキーエンス財団(応募時の所得制限なし・選考で経済状況を考慮)、山田長満奨学会(「所得制限は設けない」と明記)、中谷財団(所得証明の提出も不要)です。所得制限のない制度の全リストと、収入基準を公開している制度・「経済的困難」とだけ記載する制度のパターン分類は奨学金の所得制限、どこまでが対象なのかにまとめています。
比べて見えたこと
表を金額順に並べると、月額12万円以上の高額帯は大学院向け・分野限定・指定大学制など対象を絞った制度に偏っており、全学部対象で大学推薦不要のキーエンス財団が例外的な存在でした。一方で件数が厚いのは月額3〜5万円の帯で、民間財団の中心帯となっています。また、大学独自の制度は月額ではなく年額や授業料相当額で示されるものが多く、民間財団と同じ月額の物差しでは比べにくいことも、表にして初めて見えた点です。月額の分布と相場の分析は給付型奨学金の金額、月いくらが相場なのかにまとめています。
注意事項
- 金額は代表的な支給額を記載しています。区分・条件・学部により異なる場合があります
- 「要確認」としている制度は、金額が複数区分にわたるなど一概に記載できないものです。詳細ページをご確認ください
- 複数の奨学金を併用できるかは制度ごとに異なります。各制度の詳細ページで確認してください
- 奨学金の選択は金額だけでなく、応募条件・選考方法・支給期間など総合的に判断してください
※ このサイトは個人が運営する調査ノートです。特定の制度を推奨するものではありません。 ※ 最新の募集要項は必ず各制度の公式ページでご確認ください。
出典
各制度の出典は個別ページに記載しています。上の表の「詳細」リンクからご確認ください。
調査ノート
調べたこと
- 大学独自の給付型奨学金6件と民間財団の給付型奨学金32件、JASSO給付型1件の金額を横並びで比較(2026年7月22日の横断監査で全件を公式再確認)
- 月額・年額の目安と支給期間の整理
- 個人応募可能な制度、所得制限のない制度の特定
調べられなかったこと
- 大学独自の奨学金のうち、金額が複数区分にわたる制度の代表的な金額
- 各制度の実際の採用倍率
- 併用した場合の合計支給額のシミュレーション
更新履歴
- 2026年7月31日: 「比較のポイント」の個人応募できる制度・所得制限のない制度の全件列挙を代表例のみに整理し、全リストは各テーマ記事(個人応募・所得制限)への参照に集約。「比べて見えたこと」セクションを新設(掲載件数・金額データに変更はありません)
- 2026年7月22日(第2弾): 4月作成分15財団の横断監査を反映。アイザワ記念育英財団(月3万〜4.5万→3.5万〜5万円・2026年度増額)、戸部眞紀財団(支給期間1年→2年間・審査で最長4年)、博報堂教育財団(制度名を公式名称「教職育成奨学金」に)、中谷財団(2024年11月に中谷医工計測技術振興財団から改称)を修正。個人応募リストからマブチ国際育英財団を除外(大学推薦が必須と判明)し鷹野学術振興財団・中谷財団を追加、所得制限なしリストから戸部眞紀財団を除外し山田長満奨学会を追加
- 2026年7月22日: 横断監査の結果を反映し44件→39件に変更。交通遺児育英会(無利子貸与型・月額のうち2万円給付と判明)とJT国内大学奨学金(2020年度以降募集終了と判明)を除外、重田教育財団(実際は海外留学向け・年額22,000ドルでドル建てのため月額比較になじまない)を表外に移し、実在・現行性が確認できなかった京都大学・大阪大学の2ページを削除。東京大学(年額50万〜60万円)、早稲田大学(学部別定額45万〜70万円)、慶應義塾大学(60万円・医90万/薬80万+初年度20万円加算)の大学3件も公式確認値に修正
- 2026年7月22日: キーエンス財団(月8万→月12万円・4年間で総額576万円)、帝人久村奨学金(月5万〜8万→月10万円・博士課程対象)の行を、各奨学金ページの監査反映後の内容に合わせて更新
- 2026年7月22日: 横断監査で本庄国際奨学財団(月10万〜20万→月18万〜23万円・支給期間別選択制)、旭硝子財団(月15万→修士10万/博士25万円)、服部国際奨学財団(月10万→月12万円・2年間)、日本証券奨学財団(月4.5万→月9万/11万円・2026年度倍増)、吉田育英会マスター21(月8万+学費助成→月8万円か学校納付金250万円以内かの選択制)の5件を修正。旭硝子・服部の2件は公式要項の家計要件確認により「所得制限のない制度」リストから除外
- 2026年7月22日: 横断監査で電通育英会(月7万→月8万円+入学一時金30万円)、三菱UFJ信託奨学財団(月3万→月7万円)、似鳥国際奨学財団(月5万→月5万〜8万円、所得制限なし→世帯収入目安900万円以下)、JEES(月4万〜5万→月5万円・最長2年間、主に私費外国人留学生対象と明記)、コカ・コーラ教育・環境財団(支給期間を最短修業年限に)の5件を修正
- 2026年7月22日: 公式サイト再確認により48件→44件に変更。貸与型と判明した3件(トヨタ女性技術者育成基金・関育英奨学会・味の素奨学会)と実在が確認できなかった1件(三井住友信託奨学財団)を除外し、5件(伊藤謝恩・日揮実吉・中村積善会・明光・佐藤)の金額を修正
- 2026年7月19日: あしなが育英会(貸与型化)を除外し49件→48件に変更