制度概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | 似鳥国際奨学財団 |
| 種別 | 給付型(返済不要) |
| 対象 | 大学生(全日制の学部正規生)・修士課程の大学院生(博士課程は対象外) |
| 金額 | 月額5万〜8万円(家計状況等により決定) |
| 返済要否 | 不要 |
※ 掲載金額は調査時点のものです。年度により変更される場合があります。
似鳥国際奨学財団は、ニトリホールディングス創業者の似鳥昭雄氏により2005年3月15日に設立された財団です(2009年10月に公益財団法人化。代表理事は似鳥昭雄氏)。「意志ある若者の夢の実現を応援する」という理念のもと給付型奨学金を提供しています。学生本人が財団ホームページのマイページから直接応募でき、学校推薦が不要な点が特徴です。
支給額・支給期間
- 金額: 月額5万円〜8万円(一部は住宅補助費として支給。金額は選考時の家計状況等により決定)、年額換算60万円〜96万円
- IT人材奨学生枠: 月額8万円
- 期間: 2026年度採用は2026年4月〜2027年3月の1年間。1年毎の継続審査に合格すれば、在籍課程の修業年限まで更新できます
※ 掲載金額は調査時点のものです。年度により変更される場合があります。
採用倍率・採用人数
| 項目 | データ |
|---|---|
| 採用人数 | 350名程度(2026年度。新規・継続の合計。うちIT人材奨学生は最大60名) |
| 応募人数 | 非公表 |
| 倍率 | 非公表 |
| データ出典 | 似鳥国際奨学財団 2026年度募集要項(PDF) |
このデータについて
2026年度募集要項に、採用人数350名程度(うちIT人材奨学生は最大60名)と記載されています。この人数は新規と継続をあわせた数で、新規採用のみの内訳は公表資料からは確認できませんでした。以前このページには「年間約100名」と記載していましたが、募集要項の記載にあわせて修正しました。
推定される競争率
個人応募制で、世帯収入の基準も「目安」とされている(基準を満たさない場合も応募自体は可能)ため、応募の母数は広くなりやすい構造です。ただし採用人数350名程度には継続奨学生が含まれるため、新規の採用枠はこの数字より小さいと考えられます。公式の倍率は非公表です。なお、同様に個人応募できる給付型としてはキーエンス財団(月額12万円)などがあります。
応募資格・条件
成績要件
GPA2.5以上(4.0満点)が目安です。新入生は評定平均3.5以上(5段階)が目安とされています。
所得制限
世帯収入の目安は900万円以下です(2025年1月〜12月の収入)。公式FAQによると、この基準は目安であり、満たさない場合も応募は可能です。支給額も家計状況等により決定されます。
その他の条件
- 大学の全日制学部の正規生、または修士課程の大学院生であること(博士課程は対象外)
- 年齢: 学部生は23歳以下(6年制学部の5・6年生は25歳以下)、修士生は25歳以下
- 日本国籍を持つ方、または在留資格「永住者」「定住者」の方
- 学生本人が財団ホームページのマイページから直接応募(学校推薦は不要)
申請方法・スケジュール
- 財団ホームページで募集要項を確認し、マイページから本人が応募(2026年度採用: 2026年1月20日〜4月20日。募集は年1回)
- 一次選考: WEB願書+WEBテスト
- 二次選考: 書類審査+オンライン面接
- 最終合否: 7月上旬
- 支給開始: 8月(4〜7月分をまとめて支給)
他制度との併用可否
他の給付型奨学金(JASSOの給付型を含む)との重複受給はできません。貸与型奨学金、授業料の免除・減額、一時奨励金は重複に該当しないとされています。
注意点
- 博士課程は対象外です(対象は学部生・修士生のみ)
- 年齢制限があります(学部生23歳以下・修士生25歳以下。6年制学部の5・6年生は25歳以下)
- 他の給付型奨学金と併用できないため、JASSO給付型などを受給中・受給予定の場合は注意が必要です
- 奨学生にはレポート提出(2ヶ月に1回)、交流会への参加(年1回)が求められ、アルバイトは月20時間が目安とされています
- 募集は年1回です。応募時期は年度により異なる可能性があるため、必ず最新の募集要項で確認してください
- 財団は本制度のほかに海外からの留学生向け奨学金も運営しています(当サイトでは未調査)
出典・公式サイトリンク
出典: 似鳥国際奨学財団 奨学生募集(2026年7月調べ)
出典: 似鳥国際奨学財団 2026年度募集要項(PDF)(2026年7月調べ)
調査ノート
調べたこと
- 2026年度募集要項に基づく支給額(月額5万〜8万円、IT人材奨学生枠は8万円。一部は住宅補助費として支給)と支給期間(1年間+継続審査で修業年限まで更新可)
- 採用人数(新規・継続合計350名程度、うちIT枠最大60名)
- 応募資格(学部生・修士生のみ、年齢制限、国籍・在留資格要件、世帯収入目安900万円以下)
- 選考方法(一次: WEB願書+WEBテスト、二次: 書類審査+オンライン面接)と2026年度スケジュール(1月20日〜4月20日応募・7月上旬合否・8月支給開始)
- 併用条件(給付型との重複受給不可。貸与型・授業料免除/減額・一時奨励金は重複に該当しない)
調べてみて気づいたこと
- 「所得制限なし」と紹介されることのある制度ですが、現行の募集要項には世帯収入の目安900万円以下という基準があります。ただしFAQでは基準は目安であり満たさない場合も応募可能とされ、支給額自体も家計状況で決まる設計でした。「制限なし」とも「厳格な基準あり」とも言い切れない中間的な設計です
- 支給期間も「最大2年間」と紹介されることがありますが、現行要項では1年毎の継続審査に合格すれば在籍課程の修業年限まで更新可能です
調べられなかったこと
- 応募者数・採用倍率(非公表)
- 新規採用のみの人数(350名程度は新規・継続の合計)
- 住宅補助費として支給される場合の具体的な条件
更新履歴
- 2026年7月31日: 提供元ページを本ページに統合し、留学生向け奨学金の存在(未調査)を注意点に追記
- 2026年7月22日: 2026年度募集要項・公式FAQを確認し訂正(旧記載: 月額5万円固定・年間約100名・募集は例年5〜6月頃・支給は最大2年間・所得制限なし・25歳以下・大学生/大学院生対象 → 正: 月額5万〜8万円(IT人材奨学生枠は8万円)・採用350名程度(新規+継続、うちIT枠最大60名)・2026年度募集は1月20日〜4月20日・支給は1年間で継続審査により修業年限まで更新可・世帯収入目安900万円以下・学部生23歳以下/修士生25歳以下(6年制学部の5・6年生は25歳以下)・対象は学部生と修士生のみ(博士課程対象外))。併用条件(給付型と重複受給不可)・選考方法・奨学生の義務(レポート/交流会/アルバイト目安)を追記。他財団比較のキーエンス財団の月額を8万円→12万円に修正