制度概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | 服部国際奨学財団 |
| 種別 | 給付型(返済不要) |
| 対象 | 指定19国公立大学に正規生として在学する大学生・大学院生(国籍不問) |
| 金額 | 月額12万円(2年間で288万円) |
| 返済要否 | 不要 |
※ 掲載金額は調査時点のものです。年度により変更される場合があります。
服部国際奨学財団は2008年11月21日に、株式会社ユー・エス・エス創業者の服部太氏により設立された公益財団法人です。設立当初は外国人留学生への支援から始まり、2012年から日本人学生にも対象を拡大しました。2013年からは指定国公立大学制を採っています。
支給額・支給期間
- 金額: 月額12万円(年額換算144万円、2年間で288万円)
- 期間: 2年間(2026年春季採用の場合は2026年4月〜2028年3月。課程修了時はその時点で支給終了)
※ 掲載金額は調査時点のものです。年度により変更される場合があります。
採用倍率・採用人数
| 項目 | データ |
|---|---|
| 採用人数 | 80名(2026年春季募集の募集人数) |
| 応募人数 | 非公表 |
| 倍率 | 非公表 |
| データ出典 | 服部国際奨学財団 2026年度応募要項(PDF) |
このデータについて
2026年春季募集の募集人数は80名です。財団全体では毎年140名超の学生を支援していると公表されています。当初掲載していた「年間数十名程度」を要項の記載に置き換えました。
推定される競争率
応募は個人エントリーで学内推薦枠の縛りはありませんが、対象が指定19国公立大学の在学生に限定されるため、母数はその範囲に絞られます。募集人数80名は民間財団の中では大きい部類です(応募者数・倍率の公式公表はありません)。
応募資格・条件
成績要件
学業成績が優秀であることが求められます。学業・人物ともに優れた学生が対象です。
所得制限
応募資格に「経済的理由により修学が困難であり、奨学金による支援を必要とする方」があり、収入・資産の状況は審査の判断材料になります。収入の数値上限は公表されていません。
その他の条件
- 指定19国公立大学(愛知教育大学、愛知県立大学、大阪大学、お茶の水女子大学、岐阜大学、京都大学、神戸大学、静岡大学、東京大学、東京外国語大学、東京科学大学、豊橋技術科学大学、名古屋大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、奈良女子大学、一橋大学、三重大学、横浜国立大学)に正規生として在学する大学生・大学院生
- 年齢要件: 四年制大学25歳以下、六年制大学26歳以下、修士30歳以下、博士35歳以下(2026年4月1日時点)
- 国籍不問(「応募に国籍による制限はありません」。外国人留学生向けの別枠ではなく同一制度)
- 財団行事・研修・交流会・広報活動・授与式への参加が応募資格に含まれます
申請方法・スケジュール
2026年春季募集のスケジュールは以下のとおりです。
- 応募要項公開: 2026年2月24日
- プレエントリー: 2月25日〜3月10日
- エントリー: 3月11日〜3月23日(オンラインフォーム+教職員等による推薦書の郵送が必須)
- 一次選考結果: 5月1日
- 対面面接: 5〜6月(名古屋・東京)
- 最終結果: 6月14日、授与式: 7月5日
※ 2025年は春季・秋季の年2回募集でした。2026年秋季については2026年7月22日時点で告知されていません。
他制度との併用可否
他の給付奨学金の受給額が月額10万円を超えない場合は併用可能です。
注意点
- 対象は指定19国公立大学の在学生に限定されます(2013年から指定国公立大学制)
- 支給期間は2年間で、課程修了時はその時点で終了します
- 財団行事・研修・交流会・広報活動・授与式への参加が応募資格に含まれます
- 留年・休学した場合は支給が停止される可能性があります
出典・公式サイトリンク
出典: 公益財団法人服部国際奨学財団(2026年7月調べ)
出典: 服部国際奨学財団 2026年度応募要項(PDF)(2026年7月調べ)
調査ノート
調べたこと
- 給付額と期間(月額12万円、2年間=総額288万円。課程修了時は終了)
- 対象(指定19国公立大学の正規生。大学生・大学院生とも対象)
- 募集人数(2026年春季80名。財団全体で年140名超を支援)
- 年齢要件(四大25歳以下・六年制26歳以下・修士30歳以下・博士35歳以下)
- 国籍要件(国籍不問。留学生別枠ではなく同一制度)
- 家計要件(「経済的理由により修学が困難」が応募資格。数値上限は非公表)
- 併用条件(他の給付奨学金の受給額が月額10万円以下なら可)
- 応募方法(個人エントリー: プレエントリー→オンラインフォーム+教職員等の推薦書郵送)
- 2026年春季の選考スケジュール(一次結果5/1・対面面接5〜6月・最終結果6/14・授与式7/5)
- 設立経緯(2008年11月21日、ユー・エス・エス創業者の服部太氏が設立。2012年から日本人学生へ拡大)
調べてみて気づいたこと
- 財団名の「国際」は外国人留学生支援から始まった経緯の名残で、現在は国籍不問の同一制度です。名前の字面から留学生専用と誤解して素通りするのはもったいない制度でした
- 指定19校は国公立のみで、一覧を眺めると東海圏の大学が19校中9校を占めます。対面面接の会場も名古屋・東京の2都市に限られ、財団行事への参加が応募資格に含まれることもあわせると、拠点との距離が意外と効いてくる制度だと感じました
- 個人エントリーできる制度に分類されますが、エントリー時に教職員等による推薦書の郵送が必須です。「個人応募=大学を介さず完結」ではない例で、個人応募の可否は推薦書の要否まで見ないと実態を取り違えます
調べられなかったこと
- 応募者数・倍率の実績値
- 2026年秋季募集の有無(2026年7月22日時点で未告知)
- 面接の評価基準の詳細
更新履歴
- 2026年7月22日: 公式サイト・2026年度応募要項を確認し訂正
- 金額: 旧「月額100,000円」→ 正: 月額12万円(2年間で288万円)
- 期間: 旧「最短修業年限」→ 正: 2年間(課程修了時はその時点で終了)
- 対象: 旧「日本国内の大学・大学院(学部不問)」→ 正: 指定19国公立大学に正規生として在学する大学生・大学院生(2013年から指定国公立大学制)
- 採用人数: 旧「年間数十名程度」→ 正: 2026年春季の募集人数80名(財団全体では年140名超を支援)
- 募集時期: 旧「例年11〜1月頃」→ 正: 2026年はプレエントリー2/25〜3/10・エントリー3/11〜3/23(2025年は春季・秋季の年2回)
- 設立: 旧「セイコーグループ創業家の服部家により設立」→ 正: 2008年11月21日、株式会社ユー・エス・エス創業者の服部太氏が設立(セイコーとの関係の記載は公式になし)
- 国籍: 旧「外国人留学生向けの枠も別途あります」→ 正: 別枠ではなく同一制度が国籍不問
- 所得: 旧「所得制限はありません」→ 正: 「経済的理由により修学が困難」が応募資格で、収入・資産は審査の判断材料(数値上限は非公表)
- 併用: 旧「規定を確認する必要」→ 正: 他の給付奨学金の受給額が月額10万円を超えなければ併用可
- 公式URL: www付きから https://hattori-zaidan.or.jp/ へ変更(www付きは301リダイレクト)