制度概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | 明光教育研究所 |
| 種別 | 給付型(返済不要) |
| 対象 | ひとり親家庭・里親家庭等の小学5年生〜大学生(大学院生は対象外) |
| 金額 | 年額最大10〜80万円(学齢による) |
| 返済要否 | 不要 |
※ 掲載金額は調査時点のものです。年度により変更される場合があります。
明光教育研究所は、明光義塾を運営する明光ネットワークジャパンゆかりの公益財団法人です。ひとり親家庭、里親家庭など、特別な考慮に値する事情があり経済的に学習の機会に恵まれない子どもを支援しています。小学5年生から応募できる(大学院生は対象外)という、当サイトで調べた中では珍しい対象設定で、成績要件がない点も特徴です。
2026年7月更新: 初版(2026年3月)では「年額最大30万円・高校生/大学生/大学院生対象・年間約150名採用」と記載していましたが、公式の募集要項(第12回)を確認したところ、正しくは「学齢別で年額最大10〜80万円(小学生等10万・中学生等20万・高校生等50万・大学生等80万)・小学5年生〜大学生対象(大学院生は対象外)」でした。採用人数の「約150名」も根拠が確認できなかったため削除しています。公式サイトのURLも誤っていたため修正しました。
支給額・支給期間
学齢により給付上限額が変わります(第12回給付奨学金の募集要項による)。
| 学齢 | 年間給付額 |
|---|---|
| 小学生等(5・6年生) | 最大10万円 |
| 中学生等 | 最大20万円 |
| 高校生等 | 最大50万円 |
| 大学生等 | 最大80万円 |
- 給付時期: 原則として年4回(6月・9月・12月・3月)に給付額の4分の1ずつを振込(年間給付額が20万円未満の場合は6月に一括の場合あり)
- 期間: 1年間が基本。「奨学金の継続」手続きと選考審査を経て、次年度以降も継続受給が可能
※ 給付金額は個別の状況により調整される場合があります。 ※ 掲載金額は調査時点のものです。年度により変更される場合があります。
応募資格・条件
対象となる家庭環境
以下のいずれかに該当することが応募資格です。
- ひとり親家庭の子ども(以前ひとり親家庭で生活しており、現在は保護者の援助のない状態で生活している場合を含む)
- 里親に養育されている(以前里親に養育されており、現在は養育措置解除等で保護者の援助のない状態の場合を含む)
対象学齢
- 小学5年生〜大学生
- 小学1〜4年生(およびそれ以下)と大学院生は対象外
成績要件
成績による応募基準はありません(ただし採用後、素行や成績の著しい悪化があった場合は給付の休止・停止があり得ます)。
申請方法・スケジュール
- 公式サイトから応募書類等を資料請求
- 申請書類(家計状況の証明等)を準備し応募(個人応募可・学校推薦不要)
- 選考・採用決定後、給付開始(年4回の分割給付)
他制度との併用可否
他の奨学金との併用については、募集要項および財団への確認が必要です。
注意点
- 継続には毎年度「奨学金の継続」手続きと選考審査が必要です(自動継続ではありません)。年4回の分割給付+毎年度の継続審査という仕組みは、「最短修業年限まで自動継続」の他財団と異なる点です
- 虚偽申告や義務の不履行など悪質と認められる場合は、給付金の返還を求められることがあります
- 給付額は上限額であり、個別の状況により調整される場合があります
- 応募資格が「ひとり親家庭・里親養育」という家庭環境ベースで成績要件がない点は、学習塾を母体とする財団らしく「学習機会の格差」に焦点を当てた設計といえます
出典・公式サイトリンク
出典: 公益財団法人明光教育研究所(2026年7月調べ)
出典: 募集要項(明光教育研究所)(2026年7月調べ)
調査ノート
調べたこと
- 学齢別の給付上限額(小10万・中20万・高50万・大80万)
- 対象学齢の正確な範囲(小5〜大学生、小1-4と院生は対象外)
- 応募資格(ひとり親家庭・里親養育、現在援助がない場合の扱いを含む)
- 給付方法(年4回分割)と継続の仕組み(毎年度の継続審査)
- 個人応募可であること
- 公式サイトの正しいURL(www.meiko-zaidan.jp・HTTPS未対応のためhttp)
調べてみて気づいたこと
- 対象が小学5年生から始まる給付型は、当サイトで調べた中でこの制度だけでした。「奨学金=高校・大学の話」という思い込みの外にある制度で、一方で大学院生は対象外という切り方も独特です
- 学齢別の「最大10〜80万円」はいずれも上限の表記で、給付額は個別の状況により調整されます。「いくらもらえる」と断定できない作りは、決まった額を配るのではなく必要額に応じて支える設計の表れだと感じました
- 公式サイトがHTTPS未対応(httpのみ)で、検索結果でも公式サイトより二次情報が上に出やすい状態でした。当サイトの初版も存在しないドメインを公式として書いて訂正した経緯があり、一次資料に確実に辿り着くことの難しさを感じた制度です
調べられなかったこと
- 年間の採用人数(公式サイトに「奨学生がのべ1,000名を超えた」との記載はあるが、年間の数字は未公表。初版の「約150名」は根拠が確認できず削除)
- 応募者数・倍率
- 具体的な家計基準の金額
- 他の奨学金との併用可否の明文規定
更新履歴
- 2026年7月31日: 提供元ページを本ページに統合し、給付方式・応募資格の設計に関する比較観察を注意点に追記
- 2026年7月: 大幅修正。金額(「年額最大30万円」→学齢別最大10〜80万円)、対象(「高校生・大学生・大学院生」→小学5年生〜大学生で大学院生は対象外)を公式募集要項に基づき訂正。根拠不明の採用人数(約150名)を削除。公式サイトURLを「meiko-kenkyusho.com」(存在しないドメイン)から「meiko-zaidan.jp」に修正