この制度は新規募集を終了しています
JT国内大学奨学金は、2020年度以降の奨学生募集を終了しました。 実施財団の一般財団法人ジェイティ財団が2019年5月29日付で公式に告知しています。以下は記録として残す旧制度(最終期・2019年度)の内容です。現在この制度に応募する方法はありません。
制度概要(旧制度・2019年度時点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | ジェイティ財団(JTグループ) |
| 種別 | 給付型(返済不要) |
| 対象 | 大学学部1年次に入学する日本人学生(新規募集終了) |
| 金額 | 自宅生 月額50,000円・自宅外生 月額100,000円(東京23区内在住者は120,000円) |
| 返済要否 | 不要 |
※ 上記は募集終了前の旧制度の内容です。
JT国内大学奨学金は、日本たばこ産業(JT)グループの一般財団法人ジェイティ財団(旧ジェイティ奨学財団、2014年設立)が実施していた給付型奨学金です。財団が日本国際教育支援協会(JEES)の冠奨学金事業へ寄付を行い、奨学生の募集から支給までをJEESが行う方式でした。JTが直接運営していたわけではありません。
旧制度の給付内容(2019年度・最終期)
- 月額: 自宅生5万円 / 自宅外生10万円(東京23区内在住者は12万円)
- 一時金等: 入学金相当30万円、授業料相当54万円(年額)、自宅外生には入学時一時金30万円
- 対象: 2019年4月に大学の学部1年次に入学する日本人学生
- 募集経路: 指定高校3年生対象の予約型(高校推薦・最大40名程度)+ 指定34国公立大学の大学推薦(10名程度)
- 主な条件(旧制度の成績要件・所得制限): 高校・大学の推薦に足る学業成績が求められ、所得制限は給与年収400万円未満(給与以外は所得200万円未満)。年齢は20歳未満、他の奨学金との併用不可(貸与型・授業料免除・一時金も不可)
月額に加えて入学金・授業料相当まで給付する手厚い設計で、民間の給付型としては最大級の支援額でした。
現在のジェイティ財団
公式サイトによると、財団は現在、奨学金ではなく災害分野の事業(災害復興支援等)を実施しています。
注意点
- 現在、この奨学金に応募する方法はありません。 まとめサイト等には現行制度として紹介しているページが残っていますが、2020年度以降の新規募集は行われていません
- JTグループの教育支援としては、財団の事業転換後は同種の大学奨学金は確認できていません
出典・公式サイトリンク
出典: 一般財団法人ジェイティ財団(2026年7月調べ) 出典: 2020年度以降の奨学生募集終了についてのお知らせ(PDF)(2026年7月調べ)
調査ノート
調べたこと
- 募集終了の事実(2019年5月29日付の財団公式告知)
- 実施主体(ジェイティ財団がJEESの冠奨学金として実施。JT直営ではない)
- 旧制度の給付内容(自宅5万/自宅外10万+入学金・授業料相当、高校予約40名+大学推薦10名)
- 財団の現在の事業(災害分野)
調べられなかったこと
- 最終期(2019年度)の応募者数・倍率
- 募集終了の理由(公式告知に記載なし)
調べてみて気づいたこと
このページの初版(2026年3月)は、6年前に募集を終了した制度を現行制度として紹介していました。「月額5万円・年間約50名・大学推薦」という旧記載も、自宅生月額のみを切り出した不完全なもので、実際の旧制度は自宅外生10万円+入学金・授業料相当給付まである手厚い設計でした。出典にしていたJT本体のCSRページも現在はサステナビリティ総合ページへリダイレクトされ、奨学金の記載はありません。「企業名の知名度が高い奨学金ほど、まとめサイトに古い情報が残り続ける」典型例として、募集終了の記録ごと残しておきます。
更新履歴
- 2026年7月22日: 財団公式サイトを確認し、募集終了済み制度として全面改稿。旧記載(現行制度扱い・月額5万円のみ・JT直営・約50名)を訂正し、adoption データを削除。